top of page
検索

【更年期とレス問題】不倫が絶えないわけだ《夜の頻度》空白期間がすさまじい…。そのウラで、女性が直面する“深刻な問題”とは?(YAHOO!ニュース)

  • oimahito
  • 10月19日
  • 読了時間: 3分

「fuwari(ふわり)」が10月18日の「世界更年期デー」に合わせて、50〜69歳の女性600人を対象に「更年期以降の恋愛・性生活」について調査を実施。結果、約7割の既婚女性(69.1%)が夫に恋愛感情や性的関心を持っていないことが判明しました。また、3割ほどの女性が夫以外に恋愛や性的関心を持つ対象がいる一方、25.7%はパートナーがいないなど、ライフスタイルの多様化も見られました。

性欲に関しては約65%が減少を実感しており、パートナーがいる女性の85.2%がセックスレス、そのうち半数以上(52%)が10年以上ないと回答。さらに、約半数(53.1%)が性交痛を経験しており、「体力・気力の低下」「性欲の減退」と並んで更年期以降の性生活の大きな障害となっていることが明らかになりました。

全体として、更年期以降の女性たちは、恋愛感情の薄れ・体の変化・性交痛などの複合的な要因によって、夫婦関係に深刻な課題を抱えている実態が浮き彫りになっています。

☝️離婚原因のランキング上位に入ってくる「性的不調和」問題。さまざまな要因がありますが、主なものを挙げると、「セックスの位置付け」、「セックス理解」、そして「(男性の)ポルノ問題」であると思います。

 「セックスの位置付け」は、セックスの意義や目的に関わることであり、宗教色の薄い日本文化では、セックスの肯定的意味や結婚生活における位置付けについて、婚前婚後を問わずあまり深く考えない傾向があるように思われます。「セックスは夫婦間における神聖な営み」、「婚姻関係のベースは愛であり、その夫婦愛の主要な構成要素がセックス」といった考えは、日本ではあまり聞かないのではないでしょうか。

 「セックス理解」については、次の「ポルノ問題」とも関連するのですが、男女の性差を踏まえた正しい性の知識を持つことは、この日本においては極めて難しいものと思われます。日本では文化的、伝統的にセックスをタブー視し、家庭において親が子どもに教えることは稀であり、せいぜい学校の性教育で学んだ少しの知識があるのみです。その他の知識については、友人、SNS、メディア、そしてポルノなどからさまざまな情報を得るのです。それが正しいものかどうかはさておいて・・・。その結果、性欲やオーガズムについての男女間の相違、身体の生理メカニズムを踏まえた適切なセックスの仕方、セックスにおける身体動作以外のコミュニケーションや愛情表現、などについて学ぶことなく私たちは大人になります。

 最後の「ポルノ問題」については最も深刻で、多くの男性は思春期前後からポルノを見始め、それを「性の教科書」としてとらえ、描写されている内容を信じたり、模倣したりします。相手とセックスをするとき、そのような男性はこれまで見てきたポルノ動画における男優になりきり、いかに「テクニック」で女性を喜ばせようかと躍起になります。また、ポルノを繰り返し見ることにより、心理学で言うところの「条件付け」や「強化」が生じ、特定の対象(幼い又は若い女性、制服を着た女性など)や状況(不倫、援助交際、風俗、レイプ、セクハラなど)に強い興奮を覚えるようになり、身近で日常的な対象には心身が反応しにくくなります。

 本記事は女性のセックスレスについての内容ですが、女性がセックスレスに至るまでの過程で、セックスをリードする男性の「セックスの仕方」の問題や、そもそも妻に対して適切な性的アプローチをしないなどの経緯があったかもしれません。

 離婚率が高止まりしている日本において、結婚生活のあり方について改めて深く考える必要がある中で、セックスについても目を逸らさず真剣に考えていきたいものです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
《小中高生の自殺者数》平成元年から2.2倍に増加「学校問題」が大きな要因?

記事の概要: 厚生労働省の調査によると、10代の自殺者数は平成元年から約2.2倍に増加し、2024年には529人で過去最多となりました。主な要因は「学校問題」、特に「友人関係の不和」です。SNSの普及により人間関係の悩みが24時間続くなど、逃げ場のない環境も影響しています。 思春期は極端な思考に陥りやすく、特に女子は人間関係の影響を強く受ける傾向があります。 対策としては、 ① 会話の機会を増やす

 
 
 
「大人の発達障害」遺伝的背景が違う可能性 診断年齢に差、英チーム(朝日新聞)

記事の概要: イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームは、 自閉スペクトラム症(ASD)の診断時期によって発達の経過や遺伝的特徴が異なる ことを明らかにしました。 幼少期に診断された人 :幼いころに対人コミュニケーションの困難が見られたが、思春期にはやや緩和される傾向。 思春期前後に診断された人 :幼少期は困難が少なかったが、成長とともに問題が増え、 ADHDやうつ病などを併発 しやすい傾向があった

 
 
 
依存患者の6割は発達障害の傾向…専門家が語る改善の方法 家族から使用制限受け暴言や暴力も(福井新聞)

記事の概要: ネットやゲームの利用が低年齢化している現状と、その過剰利用により睡眠不足や不登校、SNSの誹謗中傷などの問題が生じている。 ゲーム依存の患者の 6割がADHDやASDなどの傾向があり、 集中しすぎる特性などが要因となる可能性が示された。 家族がネット使用を制限すると、暴言や暴力などの問題行動が増えるケースもあり、医療や第三者のサポートが重要。 依存やトラブルを経験した若者が親になり、

 
 
 

コメント


bottom of page